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二瓶ひろ子弁護士の論文「特許の有効性をめぐる紛争の仲裁適格」がJCAジャーナルに掲載されました

6月 17, 2019

 

二瓶ひろ子弁護士が執筆した論文「特許の有効性をめぐる紛争の仲裁適格(上)(下)-日本における国際仲裁のさらなる活用に向けて-」がJCAジャーナル(2019年5月号、2019年6月号)に掲載されました。国際的な特許紛争の解決に国際仲裁を活用するための取り組みが日本で加速している中、これを成功させるためには、「企業が特許紛争の解決手段として国際仲裁を選択することに躊躇するのはなぜか」という根底にある問いに今一度向き合うことが必要であると思われます。本論文は、その理由は、①国際仲裁を利用するためには当事者間に仲裁合意がなければならないこと、及び②特許紛争において頻繁に争われる特許の有効性の仲裁適格に係る懸念が払拭されていないことにあると分析し、理由①については、国際標準必須特許の分野において、紛争が発生した後に仲裁合意を締結して国際仲裁を利用することが今後期待されること、理由②については、特許の有効性の仲裁適格を全面的に肯定することが理論的に可能であることを特許無効の本質に遡って論じます。